迷いの旅籠 其の二

朝刊の連載小説 宮部みゆきサンの<迷いの旅籠>

おつぎちゃんの語りが終わり 次の話にはいりました

ウチの新聞係りのトウチャンが

“おつぎちゃん通信だよ~~” といって

毎朝渡してくれていたンですが

“おちかちゃん通信だよ~~”にかわりました

(“おちかちゃん”は 小説の中の“お話の聞き手”です)

 

ワタシ おつぎちゃんが好きだったので

会えなくなって残念です

昔は子供でも しっかりと“働く”ということを

担っていたンですね  ごくごくフツーに・・・

今は掃除も自動でやってくれるし

(↑ ウチは人力! いいなあ~ルンバ )

自動車の運転までいけちゃうのも もうすぐだし・・・

むか~し昔 洗濯機のはじめの頃は脱水機はなくて

2本のローラーの間に洗濯物を挟んで

グリングリンってハンドルを回して絞っていたんですよ~

ペッタ~ンと おせんべのようになってでてきてました

自分の身体を動かしてナンボの “働く” ですね

アスファルトで覆われてはいるけれど

同じ地面の上で そんな暮らしがあったんです

そして ずっとずっと ずーっとずーーーーっと遡ると

<ヒト>のいない時代があり

同じように陽が昇り陽が沈み 風が吹き雨が降っていた・・・

今こうして生きていると思っている処が

実は<迷いの旅籠>かもしれませんね